先日料金の支払いは終わっておりましたが、「昨日(金曜)に届かなかったからさすがに今日は来ないだろう」と思っていたパソコンリサイクルのための配送伝票が本日昼に届きました。
元々モニター2台集荷してもらう予定でしたが、「どうせならパソコンも集荷してもらおう」と急いで梱包用の袋を追加購入。まず病院へ行き、それから今週使ったワイシャツのクリーニング&先週分のクリーニング引き取りついでに買ってきたというわけです。その後昼ご飯に行きました。
先日までは「箱なくて大丈夫か?」と思っておりましたが、調べている間に「これで済むなら楽でいいかも」という感想に変わりました。説明よく読むとなるほど簡単です。
そして先ほど一連のものが自宅から旅立っていきました。
思い返すと一番最初に個人的に買ったパソコンであり、約20年近く目の前に置いてあったものなのでスッキリすると同時にちょっと物寂しさも感じます。
まぁずっと置いたままでも意味はないのですっぱり忘れるためにもそのパソコンについて綴っておこうと思いました。
ちなみに正式名称は「PC-9821Xe10/S15」という本体+モニターのセットモデルです。
「15」という名称の通りモニターのサイズは15インチ。なんとブラウン管タイプなのですよ。信じられないでしょ?今の人には^^
そして主なスペックは以下。
・Windows3.1
現代から遡ると10→7→XP→Me→98→95となり、95の前に搭載されていたOSです。
今の「エクスプローラー」あたる「ファイルマネージャー」がものすごく便利だったのを覚えております。
この後95にアップグレードしたのですが、当時会社のセキュリティーはものすごくザルでしたので会社のパソコンに自分のWindows95のCDでアップグレードしたり、ゴルフゲームインストールしたりとかやりたい放題でしたw
さすがにもう時効だと思いますので白状します^^
・CPU→486シリーズ
「なんの暗号だ?」と思われるでしょうが、「Pentium」というシリーズの1世代前のシロモノですw 当時の人に「Corei7」とか言うと腰を抜かすでしょうね・・・。
・ハードディスク→420MB
1桁間違ってるんじゃない?って思う人多いでしょうねw でも事実なんですよ。
当時はこんなんでも十分でしたから。ちなみにセパレート型のやつは960MBだったかな?「めっちゃ羨ましい」とか思っておりました。
・CD-ROM→2倍速
当たり前のように書き込み機能などついてませんw ROM=Read Onlyですからねー。
なんか「ウィーン、ウィーン」とか音を出していたのを不意に思い出しました。
喋るゲームがCD版で出た時はものすごく感動しました。
・メモリー→4MB
2Tとかでもおかしくない昨今、この容量の中でさらにプログラムを実行させるためのバイト数をどうやって確保するか躍起になってコマンドプロンプト(当時はDOSプロンプト)でキーボード叩きまくりました。我流ながらうまく動いてくれた時の爽快感はまだ記憶にあります。
って何?って声が聞こえてきそう^^ 当時データ保存するための必須アイテムでした。同時にアプリケーションも十数枚単位入りで売られていたものです。
今ではありえない話ですが、Microsoft Officeもフロッピーディスクでインストールしていた時代があるんですよ?最初のフロッピーのインストールが終わったらメッセージに従って次のフロッピーと入れ替え、終わったら次のフロッピー・・・と繰り返すわけですが、ウケることにフロッピーディスクはわりとよく壊れるので途中のフロッピーが壊れているとそれまでの苦労が丸ごとパー。会社のものとはいえ結構ショックが大きかったですね。
他フロッピーにまつわる話としては同じゲームに「フロッピー版」と「ハードディスク版」があり、当時「インストール」という言葉を知らなかったために同じソフトを2つ買ったことがあります。これ、まだ実家にあるはずですね・・・やらないけどw
・インターネット
光なんて想像もつかない時代。電話回線からモデムを接続して「ピー・・・ガラガラガラ・・・」と音を立てつつ繋がるかどうかを待つ・・・これまた今の人は遅すぎてブチ切れるでしょう、きっと。
Internet Explorerがあるかないかという頃ですから、Nifty Serveが猛威を振るっておりました。たしかもうダービースタリオンはあった気がする。
と、ここ最近の中で一番文字数使った当ブログですが、あの頃のパソコンとは天と地ほどの性能差があります。実用面でも、部屋のオブジェとしてもお世話になりました。
2週間ほど様子見してメーカーから何も反応がなければ完全にお別れです。
そしていつまでも感傷に浸ってはいられません。今度はさらに前、大学時代に買ったステレオを外に出す計画を実行に移さねば。ゴミとして出すことになりそうなのでさらに忍びないところありますが・・・時の流れというものでしょう。