50歳になってもヘタレ

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競馬予想の他、黒猫のウィズ、モンストについても書いてます

関西珍遊記-4日目.安土城跡にて人間50年を実感

時間が経つのは早いもの・・・関西滞在も今日明日を残すのみとなりました。

本日はゆっくり見物したいと思い、基本1か所だけ行ってこようと考えておりました。

その場所とは・・・安土城跡。「人間50年・・・」と謡っていた人物に「自分は50歳になったぞー」となんとなく見せつけたくなったのでした。

が、3度寝した結果起きるのが8時過ぎに・・・ちょっと遅めの出だしとなりました。 

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本日の朝食は魚を含めてみることに。ちなみに骨はありませんでした。

例によって荷物を預けたあと、「★5武器は持っておきたいなー」とリセマラすることにしたドラゴンクエストウォークのために大阪駅までぽっくりぽっくり歩いて(時に道を外れてみたり)向かいました。

着いたところで発車寸前の滋賀方面行き快速に駆け込み(良い子のみんなは真似してはいけません)。ただし、目的地の方面には行かないとのことで途中京都に降りることに。次の急行で目的地方面に向かい、さらに目的地手前で各駅停車に乗り換え。実は安土駅には急行が停まらないのでありました。

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大阪から乗って来たのがこれ。

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目的地周辺の図。左側隠れてますが、大阪から来ると途中A線とB線があるので、B線に乗ってしまうととんでもないことになります。先ほどの電車はB線なのでありました。

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急行が停まる各駅停車への乗り換え駅。

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到着したところ。

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下調べしたところでは安土城跡へは駅から徒歩で30分くらいかかるらしいので今回はレンタル自転車を使うことに。駅の目の前に用意されているのが周到だなぁ、と思っておりました。

2時間で¥500也。店の方にルートは説明してもらったのですが、そもそもどっちへ出発すればいいのか教えてくれませんでしたし、先日来のことから「聞いてもまともな返事は帰ってこないだろうな」と思っていたためこちらからも聞きませんでした。

まぁ、最初に看板はあったのでそっち方向に行けば着くだろうと思っていたのですが・・・

迷いましたw

最初に聞いていたイメージと途中途中調べていたマップは全く一致せず(後で曲がる方向を間違っていたことがわかりましたが)。気付いた時には・・・

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琵琶湖の方が近かったというオチ^^

これはこれでいい眺めではありましたが、せっかく来たのに辿り着けずに帰るのは癪に障るので、「絶対に行ってやる」と念じてました。

この後も迷走を繰り返し、スマートフォンの電池切れが近づく中、結局着くには着いたのですが既に1時間経過・・・店の方に「頂上まで登った後一周して降りてくると約2時間」と聞いていたため周回はこの時点で断念。天守閣跡まで行ったら戻ろうと決心したのでありました。

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入場料¥700支払ったところで受け付けの方に「杖を持っていくのをお勧めします」との助言が。杖というか木の棒が壺に入っているのを見て「杖が必要なほど年取ってないぞー」と思いましたがせっかくの助言を無にするのも気が引けるので1本持って登っていきました。これが後程正解だったとわかります。

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ちなみに登り始めて間もないところですが、見下ろすだけでこの有様・・・かの店の方から「石段は大変ですぞ?」と聞かされていてなお「あー、納得」と思いました。

さらに周りがほとんど森なのでスズメバチが飛んでくるんじゃないか?と恐怖心と戦いつつ歩き始めようとしたところで「こんにちは~」と声を掛けてくださる方が。

ふと見ると、石段の1つに座っている方がおり、急勾配で疲弊して休憩されていたとのこと。まだ登り始めにもかかわらず妙に意気投合してしまい、その場でしばらく雑談タイム。「こりゃ大変ですわ」的な共有感を持ちつつ天守閣跡まで一緒に登ることになりました。

なんでも愛知からこられたとのことで、聞くところによると愛知周辺の方から見た織田信長は「岐阜の人間である」というイメージだそうです。初耳でしたが納得できる部分もある他愛知でも頻繁に信長や豊臣秀吉の話が出てくるそうです。

「健康診断前の運動代わり」(その方も月末にあると仰ってました)などと戯言を言いつつ到着。途中自分より年配の方が降りてくるのとすれ違いつつでした。

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「想像以上に何もないな」とは思いましたが、「こっちにも登るところありますよー」との声がするので目を向けるとたしかにもう数段の階段あり。登り切ったところから見えるこの景色を目にして・・・

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2人して「おぉ!」「登ってきてよかった~」となんとなくな達成感も共有しておりました。

その場でしばし雑談タイム。気が付くと自転車レンタル時間のリミットが迫っていたため、その方とは頂上でご挨拶してお別れ。自分は元来た道を戻って降りて行きました。

登っている時には気付きませんでしたが、降り始めたところで右膝の裏側に妙な違和感が・・・ここで最初に手にした杖が思わぬところで役に立ってくれました。膝かっくんするとそのまま転げ落ちそうな感じでしたので。

5分ほど予定より遅れて返却することになりましたが、店の方は何も言わず「遠くからいらっしゃいませ」(北海道から来ましたーなどと世間話をちょこっと)などと労っていただき、タイミングよく近づいていた電車に乗って帰途についたのでありました。

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ちなみに駅はこんな感じ。

なお、迷走していたのが昼だったため実質昼食は抜き。帰りついでに寄っていこうかと向かったこちらで軽食をば。

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展望台まで行こうかと思いましたが、膝がやばそうだったのと明日の楽しみにしておこうと思い、夕飯だけ調達していつもより早めに戻って来たのでした。

最後に安土で出会った方にご挨拶をば。勝手に名前を出すわけにはいかないのでヨシダさん(仮名)としておきます。

ヨシダさん、一時とはいえ楽しい道中ありがとうございました。機会があれば中京競馬場名古屋城も見物に行くかもしれません。もしこの落書きに気付かれたならコメントいただけると嬉しいです。

考えてみればあちこち飛び回っている割には他の人と会話に及んだのは初めてのことでした。こういうことがあるのも旅行の醍醐味なのかな?と思いました。